【地震防災】地震対策《災害非常食・防災グッズ》

災害備蓄品 防災グッズ 長期保存食[地震避難生活]


このWebサイトでは、熊本地震で学んだ地震災害対策として特に必要な『非常持出し袋・災害備蓄品』などの防災グッズ情報を更新します。


近い将来かならず来る大規模地震には、南海トラフ地震、首都直下地震(関東大震災)のほか、大型地震をひきおこす未知の断層がふくまれる。
大地震はプレートのゆがみが解放されるときに大きな揺れが発生し、その揺れが地表に伝わり大規模地震が起こります。プレートはつねに動いているため、ゆがみが解放されたプレート先端はしばらく年月がたつと再び『ゆがみ』が溜まります。これが地震周期で、同じ地域で何回も大規模地震が繰り返される理由です。

大地震は必ずきます!

とくに警戒されている『南海トラフ巨大地震』発生後は、日本列島の都市部が壊滅的な被害を受けます。人的・物的被害により主要インフラがほぼ機能停止し、食糧・医療支援などの救援活動は困難を極めるでしょう。国難とも言える巨大災害後も生き延びるためには、各個人の備えが必要です。

以下が各家庭・個人ができる『地震災害への備え』です。




地震災害への備え

短期保存食(ローリングストック)

災害備蓄品は、被災後の自宅(在宅)避難生活に必要な『防災グッズ・保存食料』となります。

大震災後には、家屋倒壊や大きな余震を警戒する多くの人たちが避難所に集まることで、すべての避難民が避難施設や避難公園に入りきれなくなります。このような時は、自宅に大きな支障がなければ在宅による避難生活に切替える必要があります。
とくに大地震が発生したばあい、多くの道路・水道・ガス・電気などのライフラインに甚大な障害が発生し、食事さえ難しくなります。

防災関連の専門家や政府機関の試算によれば、被災地への支援物資到着には数日以上の時間がかかるため、各家庭で最低三日分の食料を備える必要があります。

災害備蓄品:手軽なローリングストックから始めよう

災害時の食料を準備するのに『長期保存食』のみ購入してしまいがちですが、最初は保存しやすい食料を使ったら使った分だけ新しく買い足す『ローリングストック』がオススメ。

『短期保存食』でローリングストックする
ローリングストックに合っている食品は、保存機関(賞味期限)が3ヶ月から1年ぐらいの食料品。手に入りやすく子供達も日頃から食べている食品でかまいません。

    短期保存食にオススメ食品

  • チョコレート
  • ナッツ類
  • ドライフルーツ
  • インスタント麺・ライス
  • 羊羹・和菓子
  • クッキー・ビスケット
  • せんべい

これらの食品は、おいしく食べやすいうえにカロリーが高く、被災後の調理が難しい状況でも栄養補給ができるためオススメ。
保存性にすぐれる長期保存食は価格が高く、気軽に家族人数 × 数日分の購入はむずかしいのが欠点。菓子類や補助食品はスーパーで安く購入できるので、短期保存食としても備蓄しやすくなります。
ローリングストックとして備蓄ができれば『災害備蓄用長期保存食』は補助的にそろえれば良いので、出費をおさえることができます。


長期保存食(ロングライフ食品)

災害備蓄食で『長期保存食』とは、年単位で保存が可能になるように食品メーカーが開発した防災食です。保存期間が長いため入れ替えの手間が少ないメリットがあります。

以前の災害保存食といえば、カンパン、カップ麺に備蓄水と簡素なものでしたが、近年はアウトドアブームの後押しによって、パン・菓子、ドライフーズのほか幅広い商品展開がされています。



非常持ち出し袋

緊急避難必需品』は、地震発生時の緊急持ち出し袋などを意味する。緊急用なので小さいバッグなどに必要最低限のモノまとめます。常備場所は、手が届く場所か玄関あたりにし、緊急事態時に素早く持ち出せるようにしましょう。
また、地震防災グッズはキャンプ関連品と共有できる部分もあるため、近年人気のアウトドアにも活用できて便利です。