地震調査研究推進本部地震調査委員会から『全国地震動予測地図』が2021年3月発表されました。
この地震予測情報は、全国各地を『今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率』として色分けしており、一目で今後発生する地震確率を確認できます。
現在生活している地域の地震確率を確認して『いつ発生するか分からない地震』に対して、今後の被災対策や被災後の避難生活へむけた準備をしましょう。
とくに大災害時は援助体制が整うのに時間がかかるため、被災後の数日間は『自力で』飲食できる蓄えが必要です。地震や風水害の対策は時間のある被災前にしておかないと、避難生活で大変な苦労を味わうことになります。
この文章を書いている管理人は『2016熊本地震』に被災した経験をもとに被災対策の情報を発信しています。
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地震予測地図
地震動予測地図:九州
全国地震動予測地図は、生活環境や経済に大きなダメージをもたらす可能性のある『規模の大きい地震』を、発生確率ごとに区切って色分け表示し、今後の地震対策や被災避難・被災後生活へむけた準備を各家庭にアピールするものです。
全国地震動予測地図で特に注意が必要なのが『今後30年以内に震度6弱以上』の〈6%〉以上にあてはまる場所に住んでいる、または職場環境がある人です。
地震発生確率〈6%〉は低いイメージがありますが、2016年 熊本地震の発生前(2016年1月)に、文部科学省から発表された地震予測データでは〈7.6%〉という低い確率だったことを記憶しておきましょう。なお、熊本地震後の発生確率も〈7.6%〉が維持されています。これは、熊本地震の震源とは別の活断層が付近にあるため、今後も大地震発生の確率は高い。
表示について:確率論的地震動予測地図
地震の位置・規模・確率にもとづいて色分け表示しています。確率分けは0.1%、3%、6%、26%の5段階。なお、地図画像はタッチ・クリックで拡大表示できます。《確率の評価基準日は2020年1月1日》
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